森鴎外と娘たち


世田谷文学館へ「父からの贈り物-森鴎外と娘たち」展を見に行ってきました。
森茉莉に興味があったので。

文学館の周りの水路には立派な錦鯉がいっぱい。
入る前に暫く見入ってしまいました。

展示内容は展覧会タイトルそのまま、鴎外と娘の茉莉・杏奴を中心に森鴎外一家の歴史を辿るもの。

不勉強ながら森鴎外も茉莉(興味だけずっと持ったまま今日迄きてしまった)も杏奴もあまり知らずに見に行ったのですが、茉莉だけではなく、森家そのものにとても興味が湧きました。

鴎外は私の中でとても固いイメージでしたが、いい意味で親馬鹿過ぎるとってもいいお父さんだったようです。

杏奴が幼い頃に作ったはげ頭(鴎外の頭)の小唄は最高ですよ。

「つるつるつるつるはげ頭
ぱぱの頭ははげ頭
蝿よ蝿よすべらない様に
用心しろ」
(世田谷文学館資料目録2 森鴎外家族資料より)

ね、無邪気でしょ?
大正10年の子供も今の子供と変わりませんね。

鴎外も面白い手紙を娘達に送っています。
確か正倉院曝涼の為に行った奈良から、「**から貰ったお餅のお菓子、食べる気がしないのでそのままにしていたらちょっとカビてきた。なので鹿にやりに行ってみると、雌鹿二匹と子鹿が現れた。
箱ごと鹿の前に置いてみたら、はじめは警戒していた鹿達だったが一匹雌鹿がお菓子を食べた。
思いの外美味しかったみたいで、雌鹿は残りの二匹を退けて独り占めしようとした。
もう一匹の雌鹿と喧嘩になったので、パパは三等分にして全員にやった。」
みたいな事だけが書いてある手紙がありました。
この手紙にはお菓子の箱を間に置いて、二本足で立って取っ組み合っている鹿達の絵まで書いてありました。
この絵が面白かったな。
残念ながら目録には未収録でした。

鴎外の新たな一面をたくさん見つけられ、行ってよかったです。

文学館には何故かとてもさりげなくゴジラもいました。

「ゴジラ2000・ミレニアム」で使用されたゴジラとの事。
「ゴジラ着ぐるみ」というなんか容赦ない札と共に展示されていたので、ちょっと親近感が湧きました。
意外と小柄でしたが、迫力とオーラは抜群でしたよ。
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